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ウォーターサーバーを自宅に置くメリットが知りたい!

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Woman filling glass with water from cooler, closeup
ウォーターサーバーを自宅に置くメリットが知りたい!

会社や施設などで見かけることも多いウォーターサーバー。いつでも安全でおいしい水が気軽に飲めるということもあり、最近では一般の家庭でも取り入れられ始めています。そこで今回は、ウォーターサーバーの特徴やメリット・デメリットなどについて解説します。

ウォーターサーバーの特徴について知ろう!

ウォーターサーバーの特徴について知ろう!

「ウォーターサーバーを使ってみたいけど、詳しいことはわからない……」という方は少なくないでしょう。まずはウォーターサーバーの基本的な特徴について、いくつかのポイントごとに見ていきましょう。

ウォーターサーバーで使われる水の種類

RO水
「RO水」とは、水道水、河川の上流水、海洋深層水などを水源として、逆浸透膜と呼ばれるフィルターを通して不純物を取り除いた水を指します。逆浸透膜は0.0001マイクロメートルという超微細な孔の空いたフィルターで、ほとんどの不純物を取り除くことができると言われています。その安全性の高さから、赤ちゃんのミルクづくりなどに選ばれています。

また、逆浸透膜を使用すると水の旨味であるミネラルも除去される傾向にありますが、メーカーによってはミネラルを添加して味を調えているものもあります。
天然水
天然水とは、地下水や川などを水源として、加熱または非加熱による殺菌処理のみを行った水を指します。天然水の水源地はメーカーによって異なりますが、日本では富士山周辺から採水されるものが広く扱われています。長い年月の中で地層を通り天然のミネラルを含んだ水は、口あたりがまろやかなのが特徴。メーカーによって採水地はさまざまで、国内はもちろん、海外を採水地とした水が扱われていることもあります。

ウォーターサーバーのタイプ

ウォーターサーバーには「卓上タイプ」と「床置きタイプ」の2種類があります。卓上タイプは、テーブルや棚の上などに置けるコンパクトサイズが特徴です。また、置き場所を移動しやすいのもメリット。ただし、転倒のおそれがあるので、棚の重量制限には注意しましょう。

床置きタイプは、その名の通り床に直接設置するタイプのウォーターサーバー。安定感があり、転倒の心配が少ないのが特徴です。また、水を出すコック部分が小さな子どもやペットが触れにくい場所にあるため、いたずら防止や衛生の観点からも安心して使うことができるでしょう。ただし、設置スペースが必要で、移動が難しい点が床置きタイプのデメリットと言えます。

2通りの配送方法がある

ワンウェイ方式(使い捨てボトル)
使い捨てのボトルやパックで水が届けられるワンウェイ方式は、回収が不要の配送方法です。使い終わった容器はリサイクルゴミとして捨てられます。使い捨ての容器は、水が減るとその分つぶれるため空気が入りにくく、水を新鮮な状態で保ちやすくなっています。また、配送は宅配業者が担っており、再配達などの手配がしやすいのもメリットです。
リターナブル方式(ガロンボトル)
硬い素材のガロンボトルに水を補充するリターナブル方式は、回収が必要となる配送方法です。回収されたボトルは洗浄・殺菌され、新しい水が充填されます。ゴミが出ないので、環境に配慮した方法と言えるでしょう。また、配送には自社の配送網を使用しているケースが多く、その場合は気になる点や要望などを配達員に相談できます。ただし、メーカーによっては配送地域が限られる場合があるので、事前に確認しましょう。

ウォーターサーバーを使う費用は?

ウォーターサーバーを取り入れるうえで気になるのが費用でしょう。料金は提供している会社やプランによって変わりますが、「初期費用は無料」のケースも少なくありません。その代わり、「サーバーレンタル代」「ボトル代」「配送料」が月額の料金としてかかり、一般的には2人家族で4,000円、3人家族では6,000円程度が目安となります。また、サーバーを動かす「電気代」がかかることも想定しておかなければなりません。

ウォーターサーバーを取り入れるメリットとデメリット

ウォーターサーバーを取り入れるメリットとデメリット

ウォーターサーバーを取り入れるメリット

安全でおいしい水をいつでも飲める
日本の水道水はそのままでも飲めるほど安全と言われているものの、消毒のために塩素が使用されていることや住宅環境によっては水質が低下してしまうなど、気になる点が少なからずあるのも確か。ウォーターサーバーであれば、塩素を使わずに殺菌した天然水や不純物を取り除いたRO水が使用されているため、より安全に水を使うことができます。また、採水地から好みの水を選べるのもウォーターサーバーならではの魅力と言えるでしょう。
冷水と温水がすぐに使い分けられる
多くのウォーターサーバーには冷水用と温水用のレバーが付いており、冷えた水と熱いお湯を手軽に使うことができます。わざわざお湯を沸かす手間がなくなるので、朝に熱いコーヒーやお茶を飲みたいという場合でも「時短」が叶います。また、お湯と水を混ぜれば赤ちゃんのミルクをすぐにつくれるのもうれしいポイントです。
水を買いに行く手間が省ける
スーパーなどで重いペットボトルを買って帰るのは非常に重労働。買いだめしたくても一度に運ぶのが難しいため、何度も買う必要があります。また、インターネットで注文する場合も、注文のし忘れや注文してから届くまでに時間がかかってしまうというデメリットも。その点、ウォーターサーバーなら定期的に玄関先まで水を運んでくれるので、買い物の手間や注文漏れなどもなく、いつでもおいしい水が手元にあるのがメリットです。
災害時の備蓄としても活躍
地震などの災害が起こった際には、水道が使えなくなることも少なくありません。飲料としてはもちろん、水は生活を送るうえでも重要な役割を果たします。ウォーターサーバーがあれば水道が使えない場合も水を確保できるので、備蓄の役割を果たしてくれます。

ウォーターサーバーを取り入れるデメリット

ウォーターサーバーを取り入れるデメリット
ペットボトルや浄水器よりも割高
スーパーなどでは100円以下で2Lのペットボトルの水を購入できますが、ウォーターサーバーは1Lで100円以上かかるため、コスト面では割高になります。また、定期購入制度を設けている場合、水の使用量にかかわらず定期的に新しいボトルが届くので、使いきれず残ってしまうおそれもあります。
ウォーターサーバーやボトルの置き場所に困る
ウォーターサーバーの設置場所やボトルの保管場所を確保しなくてはなりません。水の使用量によっては新しいボトルが貯まってしまうケースも考えられるため、十分なスペースを確保しておく必要があります。
開封後は水が劣化してしまうおそれも
殺菌処理などが施されている水でも、開封してから時間が経ってしまうと品質の低下や衛生面での問題が発生するおそれがあります。一般的にボトルの水は2週間以内に飲みきることが推奨されているため、あらかじめ期限をチェックしておきましょう。
メンテナンスやボトル入れ替えの手間がかかる
ボトルの入れ替えの際には、12Lや24Lといった非常に重いボトルを運んだり注ぎ口へ設置したりしなくてはなりません。また、衛生的に水を使うには、注ぎ口、ボトルの差し込み口、水受け皿などの定期的なメンテナンスが重要です。このように、ウォーターサーバーを取り扱う際の手間もそれなりにかかるのがデメリットと言えます。

より「高品質な水」にこだわりたいなら――

より「高品質な水」にこだわりたいなら――

メリットを見ればいいことだらけのウォーターサーバーですが、一方でデメリットが存在するのも事実です。そのため、導入の際には自分の生活スタイルや使い方などをふまえて検討する必要があります。「水の品質にはこだわりたいけれど、注文や設置が面倒」という場合は、高い浄水能力が備わった「浄水器」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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