コラム

災害時にも活躍!ウォーターサーバーの便利な使い方・活用シーンを紹介

お役立ち
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Close up woman filling plastic glass from water cooler machine. Hand holding.

自宅でいつでもおいしい水が飲めるウォーターサーバー。冷たい水や温かいお湯がすぐに飲めるだけでなく、さまざまな場面で便利な使い方ができます。普段使いはもちろん、万が一の災害時にも活躍する、頼れるアイテムでしょう。  

今回は、そんなウォーターサーバーの便利な使い方を、普段の暮らしや災害時などの活用シーンごとに見ていきましょう。あわせて、意外と知らない「水の賞味期限」や、ウォーターボトルの保管方法についても解説します。

こんな場面でも!ウォーターサーバーの便利な使い方 

ウォーターサーバーでは、専用のウォーターボトルに入った水を、冷水用タンクと温水用タンクでそれぞれ冷却・加熱してキープしています。普段の暮らしの中ではこんな場面で活躍してくれます。 

◎忙しい朝に大活躍 

なにかと忙しい朝の時間帯も、ウォーターサーバーのお湯があればすぐに温かいコーヒーやカップスープを飲むことができます。電気ケトルのように水を入れてスイッチを押すという手間と時間が不要なので、少しでも時短をしたい方におすすめです。 

◎急な来客にも対応できる 

つねに冷水とお湯をストックしているウォーターサーバーがあれば、急な来客があったときもすぐに飲み物を提供できます。ウォーターサーバーは見た目がスッキリしているものが多く、インテリアの邪魔にもなりません。

◎料理やミルク、精製水の代わりとしても使える 

ウォーターサーバーの水は多くの場合天然水ですが、ボトルに詰める前にろ過・殺菌を行っています。また、内部で定期的に高温循環を繰り返すことで雑菌の繁殖を抑えているものもあり、安心して飲める水を供給するための工夫がなされています。 

おいしく安心して飲めるウォーターサーバーの冷水やお湯は、飲み物はもちろん、料理や赤ちゃんのミルクづくりにも役立ちます。また、水道水と異なり塩素が含まれないので、精製水の代わりとして肌の手入れなどにも使用できます。 

ウォーターサーバーの水は災害時の備えにも

地震や豪雨などの災害が多い日本では、災害時のために備蓄水の確保が欠かせません。首相官邸のホームページでは、災害時の備えとして3日分の飲料水(1人1日3Lが目安)を用意しておくことが推奨されています。また、大規模災害の場合は1週間分の飲料水の確保が必要とされています。  

ウォーターサーバーがあれば、つねにストックのボトルを複数本自宅に保管することになるため、災害時も家族で安心・安全な水を飲むことができます。量も一般的なボトル1本で12L程度と潤沢なので、いざというときの心強い備えになるでしょう。

ウォーターサーバー内の水は停電しても飲める? 

災害時に停電が起こってしまった場合、すでにウォーターサーバーの中にある水を飲むことはできるのかどうか、気になるところではないでしょうか。 

ボタンを押して水を出すタイプのウォーターサーバーは、水を出すときに電気を利用しているため、残念ながら停電時には使用できなくなります。一方、レバーを押したりつまんだりすれば水が出る「コック式」のウォーターサーバーは電気を使わなくても水を出せるため、停電しても使うことができます。 

ただし、停電すると加熱ができなくなるため、お湯を出すことはできません。また、一度開封したボトルの水は空気に触れることで雑菌が入り込むため、2週間を目安に飲み切るようにしましょう。 

水の賞味期限はどのくらい?

ウォーターサーバーのボトルの水は、ペットボトルの天然水と同じくボトル詰めの前にろ過・殺菌を行っており、徹底した衛生管理・品質管理のもとで製造・出荷されています。そのため、開封しなければ水道水よりも長期間保存が可能です。 

ただし、酸化防止剤や防腐剤などの添加がされているわけではないため、おいしく安全に飲める基準として賞味期限が設けられています。一般にウォーターボトルの賞味期限は、未開封で半年間ほどに設定されています。

賞味期限切れの水は飲めない?

賞味期限は「おいしく食べることができる期限」であり、似た言葉である消費期限は「過ぎたら食べないほうがよい期限」のこと。ウォーターボトルの水は、未開封であれば賞味期限が切れても衛生上の問題はありません。 

しかし、メーカーの定める賞味期限を過ぎた水は風味が劣化している可能性があるため、飲むのには適していません。賞味期限が切れた場合は、未開封でも飲用や料理に使うのは控えたほうがいいでしょう。

賞味期限切れの水の使い道

賞味期限が切れたとはいえウォーターボトルの水はきれいなので、食器洗いや洗顔、歯磨きなどの生活用水として使うことができます。また、清潔な水を確保しにくいアウトドアやキャンプなどに賞味期限切れのウォーターボトルを持参すれば、手洗いや食器洗いで有効活用できるでしょう。

ウォーターボトルはどう保管すればいい? 

ウォーターボトルの水を不適切な方法で保管すると、賞味期限より早く水の品質を劣化させてしまうおそれがあります。ウォーターボトルは、匂いが強いものの近くや高温多湿の場所に置くのを避け、直射日光が当たらない場所に保管しましょう。 

 たとえば、日当たりのよい部屋や喫煙者がいる部屋は保管場所に適しません。床下や屋根裏に保管する場合は、梅雨時から夏にかけて湿気がこもっていないかを確認し、湿度が高い場合は扇風機やサーキュレーターなどで定期的な換気をしましょう。 

不純物を限りなく除去したRO水は賞味期限が長め
ウォーターサーバーには天然水が使われるのが一般的ですが、「RO水」と呼ばれる純度の高い水を採用しているタイプもあります。  

「限りなく純水に近い水」と呼ばれるRO水は、原水をRO膜(逆浸透膜)でろ過してつくります。RO膜(逆浸透膜)を使うと水の分子以外の成分がろ過され、極小の不純物まで除去できるため、非常に安全性が高い水と言えるでしょう。 

 不純物が徹底的に除去されているRO水は、天然水に比べて賞味期限が長いのが特徴です。そのため備蓄用にはおすすめですが、おいしさをつくり出すミネラル成分も取り除かれているため、天然水に比べて風味が劣る点はデメリットとされています。 

賞味期限を気にせず、いつでも高品質の水を飲みたい方には「浄水器」がおすすめ

今回は、ウォーターサーバーの便利な使い方やウォーターボトルの水の賞味期限、保管方法などについて解説しました。日常生活のさまざまな場面や災害時の備蓄に役立つウォーターサーバーですが、ボトルの水に賞味期限がある点には注意しましょう。  

賞味期限を気にせず、いつでも高品質の水を飲みたい方は、水道の水を直接浄化してくれる浄水器の導入を検討してみましょう。中でも浄水器「ワコムス トラスト(https://wacoms.jp/product/trust/)は、緊急時・災害時にも使用可能となっています。ご家族の安全のために、いつでも安心して飲める水を備えておきたいという方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。 

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