普段、私たちの暮らしに欠かすことのできない「水」。水道の蛇口を捻れば、いつでも新鮮かつきれいな水を得ることができるのは、日本の水道インフラが整備されているからといえるでしょう。厚生労働省によると、2020年時点における日本の水道普及率は約98％といわれています。そんな身近な水道管が今、交換の危機に瀕しているといわれていることをご存知でしょうか。この記事では水道インフラの老朽化問題とともに、私たちが未来に向けてできることを解説します。
【目次】
水道インフラの老朽化が社会問題に
私たちの身近に、いまや当たり前のように浸透している水道ですが、元をたどれば先人たちが各地にインフラとしての水道管を整備したからこそ成り立っているものです。特に日本の水道管の多くは、かつて1964年の東京オリンピック時に訪れた高度経済成長期による発展とともに整備されました。あれから50年以上が経過した現代において、まさにこの水道インフラの老朽化は深刻な社会問題となりつつあります。
ここでは水道インフラの現状と問題点について説明します。
・日本全国の水道管の長さ
日本全国を通る水道管は、全長約61万キロメートルといわれています。この莫大な数字を私たちの身近なスケールに落とし込むと、地球を約16周する距離と同等となります。
水道管の管理はそれぞれの地域における水道局が担当しています。
・水道管の法定耐用年数
水道管の法定耐用年数は40年とされています。
先述した通り、日本の水道管の大半は1960年代から1970年代にかけて整備されたものであるため、この法定耐用年数を超えているものが多く存在します。
・水道管破裂事故
全国的な水道管の老朽化に伴い、劣化した箇所が圧力に耐えきれず破裂してしまう、いわゆる「水道管破裂事故」も増加の傾向にあります。日本では毎年約1,000件の水道管破裂事故が発生しています。
・陥没事故
地中に埋設されている水道管が破損し、地中で水漏れを起こすことによって発生する「陥没事故」も例年発生しています。水漏れによる陥没事故の発生件数は、毎年約5,000件におよびます。
水と健康の関係性
私たちが人間として生きていく上で、「水」は欠かすことのできない重要な存在です。人間のからだの約60%は水分でできており、1日に2.5リットルの水を必要としています。水分を約20%失ってしまうと、死亡の恐れが生じます。このように、きれいで安全な水の確保は、私たちの暮らしを縁の下から支えているのです。
・水道水に含まれるもの
水道水には、人間のからだが必要とするミネラル成分「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウム・ケイ素」などが多く含まれています。
また、水道水は塩素消毒を行っているため、わずかですが水中に残留塩素を含んでいます。これらは厚生労働省が定めた基準により定められております。
しかし、このまま水道管の老朽化が進んでしまうと水道水の水質にも影響が出てくる可能性も否定は出来ません。
安心で安全なおいしいお水を飲みたい方は水道直結型の家庭用浄水器 WACOMS TRUSTがおすすめ
水道水に抵抗がある人は少なくはありません。その為、ペットボトルでお水を購入されている方やウォーターサーバーを設置される方が近年増えております。しかし、ペットボトルのお水は買うと運ぶのが大変だし、ウォーターサーバーだと設置場所とボトルの保管場所が必要です。また重い水の補充作業大変そうだと感じられている方も多いのではないでしょうか？
そんな方におすすめしたいのが家庭用浄水器WACOMS TRUSTです。
WACOMS TRUSTは水道直結型の為、使いたいときに使いたい量のお水をすぐに使うことが出来、面倒な補充作業等も必要ありません。また、独自の逆浸透膜技術によりWACOMS TRUSTの逆浸透膜は0.0001ミクロンの超微細な孔がほぼ均一に配置されているため、除去能力にも優れています。そして、不純物を取り除いた水に最後ミネラルを添加し、安心安全でおいしいお水を作り出すことが出来ます。その為、小さなお子様がおられる家庭などにもWACOMS TRUSTはおすすめです。
WACOMS TRUSTの詳細はこちらから
▼参考
https://www.mhlw.go.jp/content/000916898.pdf
https://toyokeizai.net/articles/-/255167
