【目次】
妊娠中の水分補給、何が正解なの?詳しく教えて!
妊娠すると普段通りではいかないことが増えてきて、何をするにも慎重になりますよね。筆者も妊娠期間中、様々なことを調べながら生活していました。
その中でも水分補給は気になる項目の一つ。今まで当たり前のように飲んでいたコーヒーや緑茶などのカフェインを気にするようになってくると、「そもそも水分ってどれくらいとっていいの…?」と、水分補給量まで心配になるんですよね。
そこで今回この記事では、筆者が調べたことや産院の先生から聞いたこと、筆者の実体験も踏まえ、妊娠中の水分補給について紹介していきます。
【結論】水分補給量の目安は2リットル、でも注意点アリ
妊娠中の水分補給量の目安は2リットル、これは、赤ちゃんを包み込む羊水を作り出すため、血液循環をよくして栄養や酸素を適切に赤ちゃんへと届けるため、そして妊娠中後期に近付くにつれて汗をかきやすくなるので、脱水症状を起こさないためなどの理由が挙げられます。他にも、妊娠中は便秘になりやすいため、お通じのためにも水は欠かせません。適切に水分補給をして、母子ともに健康な状態を保つことが何よりも大切です。
ですが、一つ注意点があります。それは飲み水の種類とむくみについて。ここからは、筆者の体験談とともに注意点をお話ししますので、どうかお見逃しなく。
妊娠中の体験談1「つわりで気持ち悪い、水も飲めない…」
筆者が妊娠中に体験したエピソードの中でもかなりハードだったのが、つわりの時期に「水すら飲めない」という状況が2週間ほど続いたこと。つわりの重さや症状については個人差がありますが、筆者は何を口に入れても吐き気に襲われていたので、栄養も水分も失われてしまい、2週間のうちに3回ほど水分補給の点滴をしました。
そしてつわり期間が過ぎてから口にしたお水のなんと美味しいこと…。特に我が家では、夫が「産まれてくる赤ちゃんのために」と早い段階から濾過式の「逆浸透膜浄水器」という浄水機器を取り入れていたので、「お水ってこんなに美味しいんだ…!」と感動した記憶があります。
水分補給は生命維持において必須の行動、飲める時には必ず飲んで、不足しないようにすることが大切だと痛感しました。
妊娠中の体験談2「妊娠後期、足に激痛!その理由は…水の飲みすぎ」
さて、つわり期間が過ぎてお水が美味しく感じると、今度はお水を飲む手が止まりません。
特に筆者は妊娠後期が夏季に当たり、とにかく暑くて毎日汗だく。失った水分を取り戻すためにと、常にお水を飲んでいたところ、ある日足に強烈な痛みが。休憩のために30分ほど座っていた椅子から立ち上がった瞬間、硬いもので足を思い切り叩かれたような衝撃が走りました。痛みの出所である自分の足を見てみると、赤紫色に腫れ上がっているふくらはぎ。どうやらひどいむくみによる痛みのようでした。
ただでさえ浮腫みやすくなってしまう妊娠後期に水を飲み過ぎた結果、このような危険な状態に。不足することを防ぐのは第一条件ですが、自分の体調をよく観察することにも気をつけなければいけませんね。
硬度に注意、妊娠中に硬水を控えた方がいい理由とは
女性の中には、美容やダイエットの目的で硬水を飲んでいる方もいるかと思います。しかし、妊娠中に硬水を飲む場合は注意が必要。
硬水は体調や体質により下痢や便秘を引き起こしたり、内臓に負担がかかりやすいことが挙げられます。妊娠中は体調や体質が変化しやすいため、妊娠前と同じ量を飲み続けるには健診などで一度相談し、また、妊娠前は飲んだことがなかったのに妊娠してから新たに飲み始める、ということはなるべく控えたほうがよいと言えるでしょう。
妊娠中から産後も安心。「逆浸透膜浄水器」がおすすめの理由
体験談でもお話しましたが、我が家は妊娠中から濾過浄水器を設置していました。
夫がなぜ濾過式の浄水器を選んだかというと、産後の赤ちゃんのことを強く意識してのこと。
筆者はあまりそういったことには無頓着だったため、「ペットボトルでお水を買ってくるとお金もかかるしゴミが出る、ウォーターサーバーも置くスペースがいるし付け替えが面倒、濾過式浄水器なら楽だしエコでいいかな」というくらいの気持ちで、なんとなく夫に任せていたのです。
ですが、産後にネットで偶然見かけた記事を見て、とても驚くこととなりました。
それは、井戸水に含まれる硝酸態窒素という成分により、赤ちゃんが重度の窒息状態を引き起こしたというもの。沸騰させればよかったのでは?と思いましたが、硝酸態窒素は揮発性がないため、沸騰させてもより濃縮されてしまうという恐ろしさ。この硝酸態窒素は、市販の浄水器や一般の逆浸透膜浄水器では完全に除去することが難しいのですが、夫に聞いたところ、我が家に設置している浄水器は除去が可能だということでした。
自分の住む地域の水道管の中まで覗いて確認することなんて不可能ですから、今まで飲んでいた水にもどんな成分が含まれていたのかわかりません。だからこそ、濾過式の浄水器を設置していて本当によかったと感じた瞬間でした。
無垢な赤ちゃんをはじめ、自分たち家族の身を守る選択肢として、価値のある選択だったのだと思います。
妊娠中は自分に合った方法でこまめな水分補給を
妊娠中の女性はさまざまな変化を日々感じ、何かと制約や疑問も多く、不安になることもあるかと思います。そんな中でも、一番大切なのは妊娠中のお母さんとお腹にいる赤ちゃんの存在。二人で一つの宝物です。だからこそ、なるべくストレスを溜めないように、日々の体調と向き合いながら、自分に合った方法でこまめに健康維持をしてくださいね。
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