【目次】
社会的背景
従業員への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されています。
・健康寿命と労働寿命について
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいいます。2019年の厚生労働省のデータによると、日本人の平均寿命が男性81.4歳、女性87.4歳に対し、健康寿命は男性72.6歳、女性75.3歳となっており、この平均寿命と健康寿命の差を無くしていくことが現在日本の課題となっております。
また、人が生涯で働く事が出来る期間を労働寿命と言います。 内閣府が全国の60歳以上を対象に労働に関する調査をした所、働けるうちはいつまでも働きたいと答えた方は全体の4割以上となっております。その為健康寿命と労働寿命のバランスが大切であり、長く働きたいと考える従業員一人ひとりが健やかで最高のパフォーマンスを発揮できる状態を保つことが企業にとっては重要です。本来、健康管理は一般的に本人の自己責任という考えが多いですが、企業が従業員の健康管理・健康推進をすることは従業員一人一人の健康に対する意識を少しずつ変化させることに繋がります。従業員が健康で長く活き活きと働けるきかっけをつくり浸透させていくことで企業の生産性を向上させることが出来ます。
health and productivity management《健康と生産性管理》のメリット
・ステークホルダーとの関係性
・金融機関、投資家からの信用・信頼
・ビジネスパートナーからの信頼
・商品・サービスに対する選好
・自治体からの評価
・従業員・就労希望者からの安心・信頼
・長く快適に働ける企業へ
仕事に取り組むうえで従業員が病気を抱えてしまっていると、本来のパフォーマンスを発揮することが出来ず生産性の低下につながります。また、会社全体で健康について考え取り組み、従業員の健康管理をサポートすることで、活き活きと働ける従業員を増やすことができます。従業員のパフォーマンスが向上すれば、企業自体の生産性も向上していきます。
健康と生産性向上におけるインナーブランディングとは
インナーブランディングとは、企業理念やブランド価値を社内に対して共有することです。 企業が行う取り組みを社内へ浸透させることで社外への周知にも繋がり、企業価値を向上させることが出来ます。
・インナーブランディングの重要性
従業員の健康と生産性向上においてまずは社内での発信が重要となります 企業が行っている取組みについて従業員への認知が進んでいないと、実際に外部から取り組みについて詳しく尋ねられた際に答えられない、従業員へしっかり認知を進められていないという企業が多くあるのが現状です。従業員の健康管理は従業員1人1人が対象でありながらも、インナーブランディングをしっかり行わないと、対象である従業員が置き去りになってしまいます。逆にしっかりと現状の施策や今後の取組みについて社内での発信を行うことで社員一人一人のモチベーションの向上やエンゲージメントのUPに繋がります。
生活習慣病の予防・改善
厚生労働省によるとがん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの生活習慣病は、私たちの医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めております。 こういった生活習慣病は日々の小さな積み重ねで予防することが出来ます。
・適度な運動
適度な運動を行うことで骨は丈夫になり、筋肉も強化できます。また、適度な運動を行うことで、肺で酸素を取り入れる効率が高くなります。さらに血管が太くなり、毛細血管も増えて血行がよくなります。血管が若いと全身に栄養素が十分に行き渡るため、新陳代謝も活発になります。特に血管年齢は肌に大きく影響すると言われており、年齢を重ねても肌がきれいな人の中には血管年齢が若い人が多いようです。また、善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減るので、高血圧、糖尿病、動脈硬化等に対する予防・改善効果があります。まずは日々の生活から少しずつ運動量を増やす取り組みをしていきましょう。
・食生活の改善
食生活の乱れにより、肥満や糖尿病、心疾患等のリスクが高くなってしまいます。 栄養バランスに配慮した食生活に取り組むことはこういった病気のリスク低下や、寿命にも大きく関係しています。野菜類、果物類、豆類、海藻類、乳類をよく食べ、肉類が控えめな食事パターンを取っている人は胃がん・大腸がん・乳がんの発症リスク、脳血管疾患や心疾患での死亡リスクが低いと言われています。普段の食生活を少し見直すことで将来の健康で活き活きした体作りにつながります。
・定期健診の重要性
毎年職場等で受ける健康診断には2つの予防の意味があります。
1つは健診結果から生活習慣の改善をし、病気を予防する一次予防です。
健康診断の結果をもとに普段の生活を見直すきっかけとして使用しましょう。
2つ目が病気を早期に発見し、早期治療につなげる二次予防です。
早期に発見、治療することで時間や体、費用等の負担を軽減させることが出来ます。
一般的な健康診断では精密な検査が出来ない事がありますので、特に異常がなかったとしても診断内容に過信はせずに日ごろから体の健康はチェックをするようにしましょう。
感染症/アレルギーの予防・改善
・常に清潔を保つ
感染症やアレルギー等の予防・改善に向けて普段から手洗い、うがいなど身の周りを清潔に保つようにしましょう。また、普段の食生活や睡眠不足など体が弱ってしまっていると
感染症にかかるリスクも上がってしまうため、普段の生活から気を付けることが大事になります。
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